UARTと232Cの関係

2024/04/14

通信

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電子工作におけるシリアル通信でよく出てくる「UART」と「RS-232C」。

今回は、UARTと232Cの関係を解説していきます。

UARTと232Cの違い

「UART」と「RS-232C」の違いは、主にこれです。

UARTと232Cの違い
  • 電圧が違う
  • 論理"1"で電圧 "H"or"L"? が逆
  • UARTを用いて232C通信を行っている

UARTと232Cは電圧が違う

UARTの電圧は「GND」と「電源電圧(5V、3.3Vなど)」ですが、RS-232Cの電圧は「-3V~-15V」「+3V~+15V」と違います。232Cは正負に振れるのも特徴です。

論理と電圧の関係

UARTは論理「1」で電圧「H」、論理「0」で電圧「L」ですが、232Cは論理「1」で電圧「L」、論理「0」で電圧「H」となり、論理と電圧の関係が逆になります。

まとめると、こんな感じです。

UARTと232Cの波形の違い

UARTを用いて232C通信を行っている

「UART」は、調歩同期シリアル通信用のハードウェア(回路)の名前です。このハードウェアによって行う通信を「UART通信」などと呼ぶような気がします。

マイコンなどでRS-232C通信をするとき、内蔵されている「UART」を用いて行います。

UARTを使って232C通信

マイコン同士で通信する場合には、電圧変換せずUARTでそのまま通信することもあります。(UART通信)

UART通信
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