前回からの続きです。
回路設計
入力段回路
入力パルスは、まず入力段回路に入力されます。
入力信号が 0-5V 矩形波のときはプルダウン、オープンコレクタのときは 5V でプルアップします。この切替はDipSWで行います。
入力された信号は、カットオフ周波数fc=154kHzのCR_LPFを通り、過電圧保護回路、再びCR_LPF(fc=1026kHz)を通った後ヒステリシスコンパレータに入力されます。
実際の回路はこんな感じになりました。
マイコンとD/Aコンバータ周辺回路
マイコンとD/Aコンバータの周辺回路は、こんな感じになっています。
PICマイコンはクロック周波数20MHzで駆動し、CCP1モジュールのキャプチャ機能を利用してパルス間隔を測定します。
測定したデータはSPI通信によってD/Aコンバータへと転送され、電圧として出力されます。
電源電圧の変動等を考慮して、出力電圧の基準には基準電圧IC「TL431」を用いました。
TL431はカソード電流として1~100mA程度を流す必要があります。抵抗値を1.8kΩとしたとき、カソード電流は
となり、規定範囲内に入るので、良しとしました。
全体回路図
今回製作したF/Vコンバータの回路図です。
実際に基板に実装すると、こんな感じになりました。
(次回へ続く)
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