[計算フォーム]テスタなどの確度仕様(rdg、dgt)から値の範囲を算出

2023/11/05

計算フォーム 計測

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テスタなどの確度仕様は、各測定レンジにおいてそれぞれ「±0.1%(rdg)±3(dgt)」といった感じで記載されていることが多いです。

実際に、値としてどのくらいの範囲に収まるのか?を算出する計算フォームを作ってみました。

確度仕様(rdg、dgt)から、どのくらいの誤差となるか?

確度仕様
±% rdg
±dgt
測定レンジの最小分解能
測定値

誤差:
±
誤差(%):
±%
誤差の範囲:

(例)テスタ「OW18D」の20Vレンジで5Vを測定した時

テスタ「OW18D」の確度仕様は、取説より

OW18Dの確度仕様

となっているので、20Vレンジでの確度仕様は「±(0.1%(rdg)+2(dgt))」です。また、20Vレンジの分解能は1mV=0.001Vです。

測定値が5.00Vだったとして、計算すると

  • 誤差:±0.007V
  • 誤差割合:±0.14%
  • 真値のとりうる範囲:4.993V~5.007V

となります。

rdg、dgtとは?

rdgはreadingの略で、測定器の表示値(読み値)のことです。確度仕様では「表示値の何%の誤差が含まれるか」を表します。

dgtはdigitの略で、最小単位の意味です。確度仕様では、「最小分解能の何個分の誤差が含まれるか」を表します。

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