前回、LEDの電流制限抵抗の効果を述べるのに、「負荷線」を使いました。さて、この「負荷線」。これはいったい何なのか?どこから出てきたのか?どうやって引いたらいいのか?といった事柄について、これからやっていきます。
(前回記事:LEDに電流制限抵抗が必要なワケ)
負荷線とは? どこから出てきたのか
前回に引き続き、LEDの電流制限抵抗の回路で考えます。
負荷線の発想はこんな感じだと(勝手に)思っています。
「直流電源と抵抗」と「LED」に分けて考えた時の、「直流電源と抵抗」の特性が負荷線です。
「直流電源と抵抗」と「LED」のふたつの特性が同時に成り立つのが、グラフの交点で、回路の動作点となります。
負荷線のひき方
負荷線は、「直流電源と抵抗」で出来た電源の出力特性です。
V軸との交点はI=0なので、その値は回路の開放電圧で、電源電圧Eです。I軸との交点はV=0なので、回路の短絡電流で、値はE/Rです。
この2点の間を直線で結べは、「直流電源と抵抗」で出来た電源の出力特性となり、負荷線になります。
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