スケ(sq)、AWGとは?

2021/06/20

配線

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電線を選ぶ際に、「スケ」や「AWG」といった言葉が出てくるかと思います。今回は、このスケ・AWGについて解説していきたいと思います。

"スケ"とは?

「スケ」とは、スクエアがなまったもので、mm^2(平方ミリメートル)を表します。mm^2は英語でsquare millimeterです。square millimeter → スクエアと略され、なまって「スケ」となったようです。そのため、スケはsqと書かれることも多いです。

さて、このスケ(mm^2)はどこのサイズかというと、電線の導体の断面積です。

スケ

スケ(sq)が表すのは導体の断面積なので、同じスケ表記でも被覆の厚さによって電線の太さ(外径)は違ってきます。

sqと外径

"AWG"とは?

AWGとはAmerican Wire Gauge(アメリカンワイヤゲージ)の略で、sqと同じく電線の導体の太さを示します。しかし、sqのように具体的な断面積の値を示しているわけではありません。とある太さに番号をふったもの、くらいに思ってください。そして、この番号は値が大きくなるほど導体の太さは細くなります。

AWG

スケとAWGの関係

スケとAWGは電線の導体の太さを表しています。このスケとAWGの関係はどうなっているか、みていきましょう。

AWGを断面積(sq)で表すと、こうなります。

AWG-sqグラフ

ざっくりAWG8≒8sqなので、これを目安にして、
  AWGが8より大 → 8sqより細い
  AWGが8より小 → 8sqより太い
と考えると、なんとなく太さの感覚がわかるかな、と思います。

まとめ

まとめると、こんな感じです。

Point

●スケ(sq)・AWGは電線の導体の太さを表す

●スケ(sq):導体の断面積。値が大きいほど太くなる

●AWG:値が大きいほど細くなる

●AWG8≒8sqを基準として覚えておくと便利(数値が同じで覚えやすい)

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